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SAROMAN BLUE 鈴木健司

SAROMAN BLUE 鈴木健司

06東京・荒川市民マラソン反省記

今回は気合いが入っていた分空回りも予想できた。しかし大腰筋強化スパッツの効果を信じて『3時間30分を絶対切らなくてはいけない』プレッシャーも感じていた。

ピヨちゃんはHANAの実家からご両親に来て頂き、面倒を見て頂くことに・・・。ありがとうございました!


6時起床。外を見ると曇っているが雨が降った形跡はないように見える。地面も濡れていないのだ。金曜日から天気予報が目まぐるしく変わっていたので、お客さんは迷っていた。自分については暑かろうが寒かろうがスタイルは決まっていた!そして今日の天気は後半は向かい風。前半いくら暑くて汗をかいても後半の冷えは絶対にくると思っていたのでロングスリーブシャツは必須だった。

会場に着いたのは7時40分過ぎ。昨年と同じような天気で風を少し感じる。空は少しずつ明るくなってきていて西の方から青空が見えた。これから気温が上がるのを予感できた。

新宿ハーフの時からウォーミングアップはしっかりやるように心掛けていたので、8時を少し過ぎたあたりで写真撮影も含め走り出した。かなり知っている方が多くカメラを向けたり話をしながら走っていた。
会場入り口スタートゲート
20分近くアップを行ってから仲間のところに戻り、着替えを済ませ8時45分からトイレに並んで用を済ませる。スタートライン後方のトイレはスムーズで10分待ちで済んだ。

そして今回のナンバーは3582!スタートブロックは3番目だ。昨年も約90秒のロス。今年もそのくらいを予想していた。いよいよスタート!へろへろの皆さんとスタートラインまで・・・通過に2分04秒掛かった(汗)これは前に出るのが困難かな?

スタートラインで心拍計を押しなおし5キロの正式ラップに備える。予定では25分をしっかりと切って走りたい。3キロぐらい進むと15分を少し切る感じ・・・若干遅いなとペースを上げた。

5キロの手前岩渕水門手前で土手の上に上がると強い横風を感じる。やっぱり帰りは強い向かい風になりそうだ。そして5キロの通過は24:15(Av4:51)

25分を切れたことは良しとしよう。ここからは23分台で走れば良いペースのはずだ。

例年多くのお客さんが走っているので、見かけては声を掛けていた。それがとても楽しい!今回だけは声を掛けた人には追いつかれたくない気持ちでいっぱいだった。

10キロの通過は49:20(22:59 Av4:36)

おっとこれは速い。新宿シティの時は10キロのラップが23分で次のラップが22分まで上がった。それが頭の中をよぎりいったんペースを落とした。

ちょうど前を走るのは『猛走会』のTシャツを着た夜久さん。少しずつ背中が近づいてきたのでペースを合わせ背中に付く。息を整えてから夜久さんにご挨拶!5分をちょっと切るくらいのペースで走っていると言う夜久さんだったが、ちょっと落ちてきているようだ。『ラブリロードがアートでも好調なのでフォロー発注しますよ』と話してから前に出た。皆さんよろしく『ラブリーロード』

そして15キロ通過は1:12:52(23:52 Av4:46)

この頃になってくると折り返しまであと6キロかぁと自分の脚の余裕と距離に対して不安を感じ始めた。そして墨田水門付近の登り坂では脚のダメージを実感していた。

それ以降折り返しまではフラットなのでペースを極端に落とすことなく走ることはできた。しかし復路に入ってすぐの折り返しの登り坂から脚が止まるのは目に見えていた。

20キロ1:37:06(24:13 Av4:51)

心拍計の数字もペースは上がっていないのにAv165とピークを迎えていた。ハーフマラソンの通過は1:42:30くらい・・・。

『さあ折り返しだ!ここからペースアップだ!』などと決めていた気持ちとは裏腹に登り坂が立ち塞がった。

さらに強烈な向かい風!!!ペースがさらに落ちる・・・それは風のせいではなく自分の脚のせいだった・・・。

22キロのポイントで5分30秒ペースまで落ちていることを確認。ここからはもがき過ぎても駄目だ。ウルトラマラソンだと思って走ろう。ウルトラでキロ6分ならば良いペースだ!と前向きに考えた。

しかしながら前半はオーバーペースか?練習で最大距離が20キロの帰宅ランだけだったのが敗因か?もうすでに反省モードだった。そして後ろから迫ってくるであろう知り合いランナーの方に抜かれて行く恥ずかしさをすでに感じていた。

25キロ2:06:36(29:29 Av5:54)

キロ6分もすでに危うい・・・。折り返しに向かうランナーに声を掛けられても猫背のヘトヘトアート鈴木だったので、元気良くは応えられなかった。もちろんこれからすれ違うHANAにも速い走りを見せられず、失速中をアピールしなくてはならなかった。

HANAの予想は的中していた!スタート前から『ブログにやっぱり撃沈・・・なんてならないでね!』さすが不安な心まで知ってらっしゃいます・・・。

今回出産後の初フルマラソンを走ったHANA。練習では最長20キロと言うこともあり、かなり不安だったようだ。しかしながらしっかりとした足取りですれ違う。

アート鈴木『やっぱり、失速中~(><O)』

HANA『え~~(^^;)頑張れ~!』

それ以降はすれ違うランナーの数も減ってきて段々と向かい風が強くなってきた。もちろん足取りも重くなってきた。

距離に対しての不安感はなかった。折り返しからウルトラモードになっていたので、単調な風景ではあったが飽きることなくペースを刻んでいた。

30キロ2:39:39(33:03 Av6:37)

昨年はキロ5分ペースが25キロまでしか保たずに、3時間50分・・・。今回はそれは死守できるだろうか?そんな不安が頭をよぎった。

あと12キロを70分・・・ってことは・・・ウルトラ同様ゴールタイムを頭の中で計算する・・・。無理だ・・・キロ6分で行ってピッタリ!今はそれ以下な訳だ。

30キロ過ぎのエイドに『金芽米おにぎり』が差し出されたが、食べる気にはならなかった。

エイドでは吊りはじめた足全体に水をかけるばかりの繰り返し・・・CW-Xを濡らして筋肉を冷やすことでペースを少し上げることができたが、1キロも保たなかった。

35キロ3:16:18(36:38 Av7:20)

35キロ過ぎには鹿浜橋を過ぎて土手の上までの登り坂がある。ここではさすがに足が止まった!

そしてさらに土手の上と言うこともあり、向かい風は爆風に!ランナーのカラダは皆前傾に・・・そして岩渕水門では突風に足元をすくわれそうになった!!

スタート前にはこの最後の新荒川大橋からが粘りのラストポイントだった。帰宅ランの戸田橋以降を想定し、全力疾走!・・・結果は最低のラップとなった。

40キロポイントには先日アート本店から渋谷店勤務になったアート関口が応援に!

『鈴木さん、ラスト!』ヘトヘトになった姿に思わず顔を覆ってしまった。するとアート関口は先回りして写真を撮ってくれた。『ここがゴールなら・・・』と言って40キロ地点を通過。
40キロ過ぎ
『ここだけは元気に!』と応え、ラスト2キロのゴールを目指す!

40キロ3:57:47(41:28 Av8:18)

ラストは戸田橋をくぐってもう少し!しかし戸田橋手前では野球場の砂嵐が吹き荒れ、前方は砂煙に霞んでいた。

脚の方は膝がしっかり上がるが支える下肢がへばっている。なんとか最後は姿勢を起こし風を全面に受けながら笑顔でゴールしたと思う。

ゴール4:13:12(15:25 Av7:01)

なんとか最後は遅すぎる復活??ダメダメな結果となってしまいました(><o)

ゴール後には新宿シティで快走したトシさんと合流。ともにフルマラソンは難しいですねと苦笑いをした。

今回の反省点はたくさんある。

3月の前半には練習できていたが、その後の練習量がまったく落ちてしまったこと。

帰宅ランのペースを無意識のうちにスピード重視にしてしまい、余裕を持っての20キロ帰宅ランとなっていなかったこと。

その点を考慮できずに結果的にオーバーペースとなり、昨年よりもタイムが悪くなったこと。

フルマラソンを今度走るのは来年までないだろうから、この反省が今後に生かせるかが問題だ。

このままの状況で来月の富士五湖100キロを走っても、悪い結果になるだけだ。

今後はサロマ湖に向けたウルトラの練習に切り替えて行かなくてはならない。

やっぱりスピードを求めるのは性に合わないのかなぁ?


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